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更新日:2025年5月30日

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ヤングケアラー~家事や介護などを過度に行っている子ども・若者

ヤングケアラーとは?

ヤングケアラーとは、“本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども・若者”のことです。

家族の一員として、家事や家族の世話をすることは、ごく普通のことと思われるかもしれません。しかし、その責任や負担があまりに重い場合、学業や友人関係に影響が出てしまうことがあります。

すべての子どもは、遊んだり勉強したり、子どもとして健やかに過ごすための「子どもの権利」(注釈1)を持っています。ヤングケアラーは、この権利が守られていない可能性があります。
※注釈1 子どもの権利とは(別ウィンドウで開きます)

あなたの周りに、こんな子どもや若者はいませんか?

ヤングケアラーとは 例:障害や病気のある家族にかわり、買い物・料理・掃除・洗濯などの開示をしている。など

 出典:こども家庭庁ホームページ

ヤングケアラーかも、と思ったら

当事者(ヤングケアラー)の方へ

家族のことだから、家事の手伝いだから当たり前と思っていても、こういう場合にはご相談ください。

  • 家事や手伝いのために学校に遅刻したり、早退したりする。
  • 授業に集中できなくなって、成績に影響が出た。
  • こころやからだに不調があらわれる。
  • 上記以外にも、辛く感じていること、困っていることがある。

周囲の大人の方へ

ヤングケアラーは、家庭内のことであるため周囲から認識されにくく、また、本人や家族もヤングケアラーだと気付いていない場合があり、問題が表面化しにくいといわれます。しかし、ヤングケアラーは滅多にいない特別な存在ではありません。身近に「ヤングケアラーかも」と思う子どもや若者がいたら、下記の相談窓口までご連絡ください。

相談窓口

子ども家庭総合センター

18歳未満の子どもやその保護者、妊娠中の方などを対象に、子育てで心配なことを一緒に解決していく専門の相談機関です。
また、令和7年4月から、ヤングケアラーや関係機関からの相談を受け、本人の意思を尊重しつつ必要な機関や支援に繋げるヤングケアラーコーディネーターを配置しています。

あらかわ子どもほっとらいん

弁護士などの資格をもった専門家が、学校や家庭での困りごとの相談を受け付けます。

  • 電話:0120-35-0505(フリーダイヤル)
  • 受付時間:火曜・木曜の午後1時から午後6時まで、土曜の午前10時から午後3時まで(祝日・年末年始除く)
    (注釈1)原則、火曜日・土曜日は弁護士、木曜日は臨床心理士が担当します。
  • チャット(LINE)やメールでも相談できます。詳しくは、関連ページへ。
  • 関連ページ:あらかわ子どもほっとらいん(別ウィンドウで開きます)

子どもの悩み110番(教育センター)

学校に関する悩みについて、小・中学生が相談できます。

若者相談「わっか」

学校、家族・友達のことなど、おおむね15歳から39歳の方が相談できます。※ご家族からのご相談もお受けしています。

  • 電話:0120-101-911(フリーダイヤル)
  • 時間:月曜から金曜(祝日・年末年始除く)正午から午後8時まで
  • チャット(LINE)やメールでも相談でき、ふれあい館での出張相談も行っています。詳しくは、関連ページへ。
  • 関連ページ:荒川区若者相談「わっか」(別ウィンドウで開きます)

関連情報

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お問い合わせ

子ども家庭部子育て支援課

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号

電話番号:03-3802-3111(代表)

ファクス:03-3802-4919

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