令和6年度荒川ふるさと文化館企画展「鋳造のまち日暮里—銅像の近代—」を開催します

10月26日（土曜）から、荒川ふるさと文化館1階の企画展示室にて「鋳造のまち日暮里—銅像の近代—」を開催します（入館料100円）。

また、「あらかわの伝統工芸—金工・諸工芸—」展（10月11日（金曜）～令和7年3月12日（木曜）)とあらわ座市（伝統工芸品の展示・解説・販売）（11月2日（土曜）～4日（月曜・振休））も同時期に開催します（無料）。

見どころ

本展では、昭和5年の日暮里町生産品展覧会に出品された獅子形の香炉「獅子（制作年不明）」や堀川次男氏制作の鋳造「堀川子之吉胸像（昭和32年制作）」のほか「伯爵大隈重信閣下御寿像（明治45年制作）」、「工学博士原龍太氏之像（大正3年制作）」、「和気清麻呂像完成記念写真（昭和15年）」の縦4メートルの巨大バナーなどが展示されています。また鋳造家の家に伝わった銅像完成時の貴重な古写真等も展示しています。現在の伝統工芸につながる日暮里にいた鋳造の職人の幅広い仕事ぶりがわかる企画展となっています。

関連イベント

記念講演会「日暮里から旅立った騎馬像」

• 日時：11月9日（土曜）、午後1時30分～3時
• 場所：荒川ふるさと文化館地下1階視聴覚室
• 講師：野城今日子氏（渋谷区立松濤美術館学芸員）
• 定員：70人

あらわ座（講師による解説）＆上映会「伝統に生きる～鋳造・堀川次男～」

• 日時：11月10日（日曜）、午後1時30分～3時
• 場所：荒川ふるさと文化館1階あらかわ伝統工芸ギャラリー
• 講師：松本隆一氏（荒川区登録無形文化財保持者）、松本育祥氏（荒川区伝統工芸技術保存会会員）
• 定員：20人

※注釈　電話にて事前申込。（電話03-3807-9234）申込み順。参加費無料

チラシ（表）

チラシ（裏）

獅子

堀川子之吉胸像

和気清麻呂像完成記念写真