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更新日:2020年6月17日

あらかわ区議会 Arakawa City Assembly

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荒川区の来年度予算及び区政の展望と日暮里駅周辺の整備を問う 小坂眞三(自民党)

小坂眞三議員の写真
小坂眞三(自民党)

荒川区の来年度予算と区政の展望を問う

1月の安倍首相の施政方針演説では、名目GDPが44兆円増加、9%成長したと述べられたが、区民や区内企業の実感では、景気回復の効果が十分に行き渡っていない。今後の財政運営は、様々な財政指標を用いて、財政の健全化を適宜チェックしながら行うことが重要である。今後、ますます増加が想定される行政需要に的確に対応するためにも、これまで以上に適正な行財政改革を進めていかなければならないと考える。そこで、今後の区政運営の考え方とともに、我が党の要望が新年度予算にどう反映されているか、予算編成の基本的な考え方を含めて問う。

時代の変化や新しい潮流に的確に対応することが、区の未来を切り拓くとの思いでこれまで多岐にわたる施策を展開してきた。新年度予算では、保育士奨学金制度の創設や、区立児童相談所設置の推進等、子どもの未来を切り拓くための支援策の拡充をはじめ、介護予防の充実、防災まちづくりの推進、地域経済や文化・スポーツの活性化等、区政のあらゆる分野の施策に取り組んでいく。今後も財政指標を注視しつつ、財務諸表等の検証や行政評価を徹底する等、将来を見据えた強固な財政基盤の確立に努める。これからも、困難な課題に真正面から立ち向かい、区政運営に邁進する。

日暮里駅周辺の整備を問う

日暮里駅は成田空港から近く、世界の玄関口と言える。外国人観光客も多くなると考えるので、交通量調査を行ってはどうか。一方、南口の紅葉橋はエレベーターがなく不便である。以前から日暮里駅周辺の更なる発展のためにも、老朽化している紅葉橋の対策を求めているが、東京オリンピック・パラリンピックを一つの契機として、それまでに間に合わせる形でバリアフリー化に着手すべきと考えるが、区の今後の進め方を問う。

平成26年度から27年度にかけて紅葉橋の健全度及び耐震性の調査を実施した。調査の結果、架け替えは行わず健全度や耐震性を活かし、バリアフリー化を基本とした整備を実施することとした。整備にあたり、東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据え、先行してエレベーターの設置等によってバリアフリー化を図る整備を計画している。また、平成29年度には、交通量調査や予備設計及び地下埋設物調査を実施する。

西日暮里駅から西日暮里三丁目周辺の山の上に行くには、エレベーターがないと不便である。西日暮里駅周辺のバリアフリー化は、高齢者の方や障がいのある方の移動円滑化に資するとともに、観光客の増加も見込まれると考える。用地を確保することは容易ではないが、あらゆる可能性を考慮した上で、西日暮里公園に上がれるエレベーターの設置を検討してはどうか。

区では、西日暮里駅周辺のバリアフリー基本構想を策定し、可能な限り移動円滑化基準に適合した形に近づけるよう検討してきた。エレベーターの設置は、西日暮里地域の移動円滑化が図られるとともに、観光振興にも繋がると考える。しかし、設置には大規模な仮設工事が必要になることや既存擁壁の一部が支障となること等、課題も多い。また、適地を確保することが難しい状況ではあるが、駅周辺の開発を注視しながら、検討を進める。

その他の質問項目

  • 東京女子医科大学東医療センターの移転問題について
  • 町屋駅藍染川通りについて
  • 電線類の地中化について

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